[17日 ロイター] - 英グラクソ・スミスクライン(GSK)と米ウィル・バイオテクノロジーは17日、抗体を用いた新型コロナウイルス治療薬「ソトロビマブ」について、米政府と10億ドル規模の契約を結んだと発表した。
12月17日までに供給する予定で、米国は2022年3月まで追加購入できる。
GSKによると、全世界で結んだソトロビマブの供給契約は75万回分以上。カナダ向けの1万回分、欧州連合(EU)向けの最大22万回分が含まれる。米国と契約した用量は明らかにしていない。
米国では軽度から中等度の新型コロナ感染症患者を対象にソトロビマブの緊急使用が認められている。入院や死亡のリスクを79%減らすことができるという。