[29日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は29日、CNBCでのインタビューで開発中の新型コロナウイルス感染症の経口薬「パクスロビド(Paxlovid)」について、8000万回分の製造が可能とし、従来の5000万回分から引き上げた。
これまでは今年末までに18万回分、来年末までに少なくとも5000万回分の製造を見込んでいた。
ブーラ氏はまた、パクスロビドは新変異株「オミクロン」の影響を受けないと確信していると指摘。オミクロンの詳細については今後数週間内に判明するとしたほか、オミクロン向けワクチンの開発に関する新たなテンプレートを作成したと述べた。