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「検屍官」スカーペッタ再び、コロナ機に5年ぶり最新刊

発行済 2021-12-01 12:37
更新済 2021-12-01 14:18
© Reuters.  米作家パトリシア・コーンウェルのベストセラー犯罪小説「検屍官」シリーズの最新刊「Autopsy」が30日に発売され、著者がインタビューに応じた。提供写真(2021年 ロイター)

[30日 ロイター] - 米作家パトリシア・コーンウェルのベストセラー犯罪小説「検屍官」シリーズの最新刊「Autopsy(原題)」が30日に発売され、著者がインタビューに応じた。

1990年発刊の「検屍官」以来、女性検視官ケイ・スカーペッタが活躍するシリーズとしては25作目。前作「烙印」からは5年ぶりの新刊となる。

© Reuters.  米作家パトリシア・コーンウェルのベストセラー犯罪小説「検屍官」シリーズの最新刊「Autopsy」が30日に発売され、著者がインタビューに応じた。提供写真(2021年 ロイター)

コーンウェルは前作で同シリーズを書き終えたつもりだったが、新型コロナウイルス流行で世界がロックダウン(都市封鎖)に入り、「スカーペッタはこうした状況で何と言い、何をするだろうと考え始めた。5年前にシリーズを終えたときとは違うのだから」と語った。

新作ではバージニア州に戻ったスカーペッタが検視官として働きながら、殺人事件や宇宙での犯罪に対峙するというストーリー。執筆に当たっては、宇宙ステーションに滞在したことがある宇宙飛行士と話をしたり、ワシントンのシークレットサービス(大統領警護隊)本部やホワイトハウスにも足を運んだという。

コーンウェルは、シリーズ次回作もすでに執筆していると明かした。

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