💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

米控訴裁、モデルナ製コロナワクチン巡り他社特許に有効判断

発行済 2021-12-02 07:54
更新済 2021-12-02 08:00
© Reuters.  米連邦巡回控訴裁判所は1日、米バイオ製薬のモデルナが、自社製新型コロナウイルスワクチンで使われる技術に関し、国内同業アービュータス・バイファーマの特許に異議を申し立てた

[1日 ロイター] - 米連邦巡回控訴裁判所は1日、米バイオ製薬のモデルナが、自社製新型コロナウイルスワクチンで使われる技術に関し、国内同業アービュータス・バイファーマの特許に異議を申し立てた訴訟で、上訴を退けた。

この結果、モデルナが特許侵害で提訴される可能性が高まった。

アービュータスの株価は一時2倍に値上がりし、終値は44%高となった。モデルナは約12%安で引けた。

問題となっている2件の特許は、新型コロナウイルスの遺伝子情報を基に作られるメッセンジャーRNA(mRNA)を封入するために使われる脂質ナノ粒子(LNP)に関するもの。将来的に新型コロナ以外の病気のワクチンでも、この技術が活用される可能性がある。

控訴裁は、アービュータスの持つ特許の有効性をおおむね認めた特許審判部の判断を支持した。

© Reuters.  米連邦巡回控訴裁判所は1日、米バイオ製薬のモデルナが、自社製新型コロナウイルスワクチンで使われる技術に関し、国内同業アービュータス・バイファーマの特許に異議を申し立てた訴訟で、上訴を退けた。3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

両社はコメントの求めに応じていない。

モデルナはこれまで裁判所に提出した資料で、特許が有効と判断された場合、アービュータスはモデルナ製コロナワクチンに関して特許使用料の支払いを求めて訴訟を起こすことが可能との見解を示している。

モデルナはコロナワクチンの特許を巡り、米国立衛生研究所(NIH)とも係争中。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます