[10日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社モデルナは10日、途上国のワクチン普及を支援する国際組織「GAVIワクチンアライアンス」に新型コロナウイルスワクチンを最大1億5000万回分を追加供給すると発表した。ワクチンの公平な分配を目指す国際的枠組み「COVAX」を通じて2022年に配布するという。
1億5000万回分のうち、2000万回分は来年第2・四半期の供給が確定しており、残り1億3000万回分は22年半ばのオプションになっている。
これにより、モデルナのGAVIへのワクチン供給は最大で1億3650万回分になる。
また、22年第1・四半期に予定していたCOVAXへの2000万回分の供給を前倒しし、21年末までに合計5400万回分を供給するとした。