[フランクフルト 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は12日、デギンドス副総裁(61)が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、自己隔離していると明らかにした。ECBは16日の理事会で資産購入プログラムの将来について話し合う予定。
11日に検査で陽性となったが、症状は非常に軽く、理事会への影響はないという。
報道官は、ドイツで感染が拡大していることを踏まえて理事会は当初からバーチャル形式で行われる予定だったとし、デギンドス氏も出席する意向だと述べた。
ECBは声明で「副総裁はワクチンを2回接種しており、症状は非常に軽度だ」と説明。「当面の間、在宅勤務を行い、今週のECB理事会には何ら影響は生じない」とした。
過去1週間にラガルド総裁との濃厚接触はなかったという。