[ワシントン 12日 ロイター] - バイデン米大統領の首席医療顧問を務める国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は12日、新型コロナウイルス対策として3回のワクチン接種は「最適な治療法」だとの認識を示した。
同氏はABCテレビ番組とのインタビューで、コロナワクチンの3回接種が新たな標準になり得るかとの質問に対して「そう思う。(3回接種は)最適な治療法だ」と述べた。
米ファイザー・独ビオンテックのワクチンかモデルナ製ワクチンの2回接種、もしくはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンの1回接種がワクチン接種完了の政府の公式定義だが、データをみると、コロナウイルスから最適な方法で自分を守りたいのであれば3回目の接種を受けるべきだということがより明確になってきていると説明した。
また、保健当局は、ワクチン接種完了の公式定義は何かを引き続き検討すると説明した。