[ヨハネスブルク 13日 ロイター] - 南アフリカ大統領府は13日、新型コロナウイルスに感染したラマポーザ大統領(69)が引き続き軽度の症状を発症しており、今週予定していたワクチン追加接種の延期を余儀なくされたと発表した。
さらに大統領府によると、ラマポーザ大統領は国民に対し、重症化や入院、死亡リスクを低減するために、ワクチン接種を改めて呼び掛けた。
ラマポーザ大統領は12日、ケープタウンで行われた故デクラーク元大統領の追悼イベントに出席後、検査で陽性が確認された。
大統領はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンを接種していた。
南アでは過去数日、1日の新規感染者数が約2万人に達しており、オミクロン変異株の感染拡大と関連しているとみられている。