[アブジャ 13日 ロイター] - ナイジェリアは、使用期限切れとなった新型コロナウイルスワクチン約100万回分を廃棄処分する。国家プライマリーヘルスケア開発庁(NPHCDA)のファイサル・シュアイブ長官が13日明らかにした。
現在、NPHCDAと食品医薬品管理局(NAFDAC)の間で廃棄日程を検討しているという。
エハニレ保健相は先週、西側の富裕国から寄付を受けたワクチンの使用期限が数週間後に迫っていると明らかにした。
ナイジェリアでは成人のワクチン接種完了率は4%にも満たない。
シュアイブ長官は、供給不足から使用期限の近いワクチンも受け入れていたが、大統領委員会の決定として、今後は期限の近いものは受け入れないと説明した。