[ワシントン 15日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は15日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株について、初期のデータがデルタ株よりも感染力が強いことを示唆していると明らかにした。
初期データによると、感染者数が倍になる「倍加時間」は約2日という。
米国ではこれまでに少なくとも36州でオミクロン株の感染が確認されており、保険当局者は、今後数週間でさらに増加するとみている。
ワレンスキー氏は、現時点でオミクロン株が国内全体の感染の約3%を占めている見方を示した。
また、高齢者施設でワクチン接種を完了している入居者の間で感染者が増加しているものの、追加接種(ブースター接種)を受けた入居者の感染率は10分の1以下という。