[16日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーと提携先の独バイオ医薬品会社ビオンテックは16日、共同開発した新型コロナウイルスワクチンの12─15歳への投与について、米食品医薬品局(FDA)に正式承認を申請したと発表した。
FDAは8月、同ワクチンの16歳以上への使用を正式に承認した。5月には、5─15歳への緊急使用を認めている。
ファイザーは青少年を対象に行った後期臨床試験の長期データに基づき申請を行った。同社は11月、2回目の接種後7日から4カ月にかけての同ワクチンの感染予防効果は100%と発表していた。
ファイザーは今後数週間のうちに欧州医薬品庁のほか、世界の規制当局に承認を申請する見通しを示した。