[20日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグでは新型コロナウイルス感染拡大の影響で数試合が延期されたが、年末年始の試合を予定通り開催することに全チームが合意した。同リーグが20日、発表した。
プレミアリーグは今月、コロナの感染拡大を受けて10試合を延期。各チームは12月26日から1月3日の間に3試合を行う。
リーグは全チームとのミーティング後、先週実施した選手とスタッフの検査で最多90人が陽性反応を示したと公表。12月6日─12日に実施した検査の陽性者42人を大きく上回った。
複数のチームは、新型コロナの影響で戦力が手薄になっているとリーグに報告。その結果、先週末は予定されていた10試合中4試合しか行われなかった。登録メンバーが14人以下となった場合のみ、試合の延期が認められる。
リーグは声明で「全ての人の安全が最優先。全国での新型コロナ感染拡大を受け、あらゆる予防対策を講じている」と説明。「複数のクラブが感染者増加により厳しい状況に直面していることは理解しているが、安全であれば予定通り現在の日程を開催する」と説明した。