[シドニー 21日 ロイター] - 女子テニスのナタリア・ビフリャンツェワ(24、ロシア)は、オーストラリア衛生当局がロシア製の新型コロナウイルスワクチンを承認していないため、来年1月に開幕する全豪オープンに出場できないと明かした。
ビフリャンツェワはロシア製ワクチン「スプートニクV」を接種済みだが、豪当局は同ワクチンを現時点で承認していない。同選手は世界ランクで一時54位だったが、現在は194位。
ビフリャンツェワは「残念ながら、全豪オープンには出場できない」とツイート。「ここ数大会での調子にはとても満足していた。オーストラリアでプレーしたかったが、まだスプートニクは承認されていない」とつづった。
全豪オープンには承認されたワクチンを2回接種するか、医療的な例外が認められない限り出場できない。