[モスクワ 30日 ロイター] - ロシアが来年初めに新型コロナウイルスのオミクロン変異株による感染急拡大を警戒していることが30日、複数の関係筋の話で明らかになった。
大統領府に近い関係筋は「1─2月に感染拡大の新たな波が発生すると予測されている」とし、1日の新規感染者数が5万人を超える恐れもあるとの見方を示した。
ロシア保健省監督局はこの日、国内でこれまでに103件のオミクロン株感染を確認したと発表。監督局はこれまでも、1月1日─9日の新年の祝日中にオミクロン株の感染が拡大するリスクがあると警告している。