[4日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は4日、妊娠中の新型コロナウイルスワクチン接種と早産、もしくは低体重児の出産との間に関連性はないとする調査結果を発表した。
CDCは、妊娠中に新型コロナに感染すると重症化と死亡のリスクが増大する一方、「臍帯血中に抗体が検出されるなど、妊娠中にワクチン接種を受けることの恩恵を示すデータは多数得られている」とした。
調査は2020年5月から10月の間に妊娠した女性を対象に実施。ワクチン接種を受けた妊婦は、大部分が第2トリメスターか第3トリメスターに受けた。受けたワクチンの種類は、96%がファイザー・ビオンテック製、もしくはモデルナ製のmRNAワクチン。残りがジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンだった。