[12日 ロイター] - 米ファイザーは12日、同社開発の新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)について、同社製の肺炎球菌ワクチンとの同時接種が可能で、後期治験で65歳以上で強い安全性と免疫反応が見られたと明らかにした。同時接種ができれば、接種のため病院や薬局に行く回数を減らせるとしている。
治験は5月、次世代の肺炎球菌ワクチン「PREVNAR 20」と、同社とビオンテックが開発した新型コロナのブースター接種について570人の被験者に実施。その結果、いずれのワクチンも同等の反応が見られたという。
PREVNAR 20は昨年6月、米食品医薬品局(FDA)に承認されている。