[ニューデリー 17日 ロイター] - インドの首都デリーと金融都市ムンバイでは新型コロナウイルスの感染が過去2日で大幅に減少、感染者の大半が自宅療養で回復した。地元政府が17日明らかにした。
ムンバイの新規感染者は16日に今月初旬以来初めて1万人を割り込んだ。今月7日には過去最多の2万0971人に達していた。16日遅くの段階で新規感染者は7895人。
デリーの感染者も今月13日に2万8867人のピークに達して以降、減少が続いており、17日は今月初旬以来初めて1万5000人を下回る見通し。
両都市では、今月に入りオミクロン株の流行が急増して以降、新型コロナ患者用の病床は80%以上が未使用という。
専門家は、国内全体の感染のピークは来月初旬か中旬になると予測している。
国内の過去24時間の感染者は25万8089人。累計感染者は3738万人と、米国に次いで世界で2番目に多い。