[ロンドン 24日 ロイター] - 英国のシャップス運輸相は24日、新型コロナウイルスワクチン接種を完了した渡航者が英国に入国した際のコロナ検査が不要になると述べた。
英国では現在、ワクチン接種完了者に対し入国後2日以内の「ラテラルフロー」と呼ばれる安価な迅速検査を義務付けているが、シャップス運輸相は議会で「ワクチン接種済みの渡航者に対する国境での検査がその有用性を失ったことは明らかだ」と指摘。ワクチン接種完了者は2月11日0400GMT(日本時間午後1時00分)から、接種状況を示すだけで入国が可能になるとした。現時点でワクチン接種完了にブースター接種(追加接種)の有無は含まれず、18歳未満はワクチン接種済みとみなされる。
ワクチン接種を完了していない渡航者も隔離や8日目の検査が不要となるが、渡航前の陰性証明書と入国後のPCR検査は必要という。