(一部で正しく表示されなかったため再送します)
[25日 ロイター] - 米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は25日、新型コロナウイルスワクチンの2022年の売上高は最大35億ドルに達するとの見通しを示した。需要増が見込まれる中、製造過程を巡る問題の解消の兆しが出ていることで、21年の23億9000万ドルから最大46%増加する。
21年は25億ドルを目標としていたが、納入の遅延のほか、需要が安定しなかったことで目標は達成できなかった。
J&Jは22年の全体の売上高は989億─1004億ドルと予想。見通しの977億9000万ドルを上回る。JPモルガンのアナリスト、クリス・ショット氏は、新型コロナワクチンの売上高見通しが大きな押し上げ要因になるとの見方を示した。
ただ、mRNA型の新型コロナワクチンを開発した米ファイザー・独ビオンテックと米モデルナはより多くの売上高を予想。22年のワクチン売上高見通しはモデルナが185億ドル、ファイザーが290億ドル。