[28日 ロイター] - オーストラリア最大手の産金会社ニュークレスト・マイニングが28日発表した第2・四半期(2021年10─12月)の金生産量は前期比10%増加した。第3・四半期(1─3月)の生産も前期から増加すると予想したが、パプアニューギニア事業が、現地の天候不良と新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていると説明した。
ニュークレストはカナダの同業プレティウム・リソーシズ買収を1─3月中に完了する予定。生産は年間目標(1800─2000キロオンス)達成に向けて順調に進捗しているとした。
10─12月の生産量は436.1キロオンス。7─9月の396.2キロオンスから増加したが、パプアのリヒル事業などでの生産低迷が響き前年同期の535.5キロオンスを下回った。
パプアでの年間生産量は、700─800キロオンスの下限になるとの見通しを示した。