[チューリヒ 29日 ロイター] - オーストリアのネハンメル首相は29日の記者会見で、来週から新型コロナウイルス関連規制を一段と緩和すると明らかにした。オミクロン株は感染者は多いものの入院が少ないためで、店舗やレストランの営業時間延長や、ワクチン未接種者に対する規制緩和に踏み切るという。
具体的には、2月5日からレストランと店舗の営業時間を午前0時まで許可するほか、イベント参加可能人数を25人から50人に緩和する。
首相は「不幸中の幸いとして、入院者数が好ましい水準にあり、集中治療病床の使用状況も極めて好ましい水準にあると言って良いと思う」と説明した。
さらに2月12日からは、ワクチン未接種またはコロナ既往歴のない人に対する必需品以外の店舗への利用禁止を解除する。