[北京 31日 ロイター] - 北京冬季五輪の大会組織委員会は31日、新型コロナウイルス検査で新たに大会関係者37人の陽性を確認したと発表した。前日の34人から増加した。
このうち28人は空港到着後の検査で陽性と判定され、8人が選手またはその関係者だったという。
バブル内では、大会参加者は宿泊施設と五輪会場の間を主催者が用意した交通機関を使用して自由に移動できるが、街中を自由に動くことは許されていない。また、メディアやスタッフを含む全ての大会関係者は定期検査を毎日受けている。
一方、ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)総合ランキングで今季トップに立つマリタ・クラマー(オーストリア)選手がコロナ検査で陽性となり、北京への出発を遅らせることになった。