💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

国内新車販売1月は14.2%減、半導体不足とコロナで減少幅が再拡大

発行済 2022-02-01 14:30
更新済 2022-02-01 15:19
© Reuters.  自動車販売の業界団体が1日発表した2022年1月の国内新車販売台数は、前年同月比14.2%減の32万9699台と7カ月連続でマイナスとなった。写真は都内で2016年2月

[東京 1日 ロイター] - 自動車販売の業界団体が1日発表した2022年1月の国内新車販売台数は、前年同月比14.2%減の32万9699台と7カ月連続でマイナスとなった。半導体不足や新型コロナウイルス感染再拡大による部品供給の停滞継続が響いた。

月ベースでの減少幅は昨年の9月が32.2%、10月が31.3%、11月は14.3%で、12月は11.4%と縮小していたが、1月は再び拡大した。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が5日に発表した数値をロイターがまとめた。

登録車は12.5%減の20万7123台と5カ月連続で前年を下回った。軽自動車は17.1%減の12万2576台と8カ月連続で前年を割り込んだ。

半導体不足が長引いているほか、年明け以降に新型コロナ感染者が出た部品仕入先の工場が停止し、部品供給不足が続き、各社は生産調整を余儀なくされている。

© Reuters.  自動車販売の業界団体が1日発表した2022年1月の国内新車販売台数は、前年同月比14.2%減の32万9699台と7カ月連続でマイナスとなった。写真は都内で2016年2月撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)

メーカー別でみると、登録車については乗用車大手8社のうち、トヨタ自動車(レクサス車を除く)が13.7%減と5カ月連続で減少。SUBARUが48.4%減、日産自動車が10.7%減となるなど6社が前年を下回った。一方、ホンダが4.8%増と3カ月連続で増えたほか、三菱自動車が35.8%増と2カ月ぶりにプラスとなった。

軽自動車では、トヨタとSUBARU以外の6社が前年同月を下回った。日産は52.5%減、三菱自は26.2%減だった。両社はエアバッグの性能が一部条件下で発揮されない可能性があるとして、昨年12月以降、ワゴン車の出荷を停止している。

対象のワゴン車を生産する三菱自の長岡宏副社長は1月31日の決算会見で、運転席エアバッグの交換などの対策を検討中だが、「対策の確定には今しばらく時間をいただきたい」と述べ、出荷再開時期のめどは言及しなかった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます