[北京 1日 ロイター] - 4日に開幕する北京冬季五輪の大会組織委員会は1日、厳しい新型コロナウイルス規制のためにチケットの一般販売は見送られたものの、競技場には収容人数の少なくとも30%の観客を入れたいという考えを示した。
組織委は先月、五輪・パランピックの観戦チケットを一般販売せず、「特定」の観客のみに分配すると発表した。
国際オリンピック委員会(IOC)のクリストフ・デュビ五輪統括部長は、調整がなお必要だが、3人または2人のうち1人が入場できればよいとし、「屋外か屋内かにもよるが、素晴らしいのは観客がいることだ」と語った。
また、北京に住む一部の外国人は自国選手を応援する機会があるとし、「駐在員コミュニティーに働き掛け、大使館などを通じて北京在住者で観戦できる人を確認している」と述べた。