[1日 ロイター] - 北京冬季五輪が4日に開幕する。2008年夏季五輪から14年。夏と冬の大会を両方開催する都市は北京が初めてとなる。第24回冬季五輪を数字で掘り下げてみる。
◎2900人─今大会に出場する90の国内オリンピック委員会を代表する選手の数。このほか、大会関係者2万5000人も中国入りする。
◎109種目─実施されるメダルイベントの数。18年平昌大会から7種目増えた。7競技、15項目でメダルが争われる。
◎13会場─北京市内、延慶、張家口にある会場の数。北京夏季五輪で使用された5会場を転用する。
◎55対45─今大会に出場する選手の男女比。女子選手の参加は平昌大会から増え、女子種目も46に上る。
◎1競技─女子が参加しない競技の数。クロスカントリースキーとスキージャンプを合わせたノルディック複合はまだ男子のみの競技。国際スキー連盟(FIS)は26年大会でこの最後の壁を撤廃する方針。
◎4000人─開会式に参加するパフォーマーの数。演出担当は08年夏季五輪にも担当した映画監督のチャン・イーモウ。08年大会の開会式は1万5000人が参加した。
◎0人─海外から訪れる観客数。中国政府による新型コロナウイルス規制で、国内でもチケットの一般販売は見送られたが、国際オリンピック委員会(IOC)は「特定」の観客への分配で収容人数の少なくとも30%は観客を入れたいという考えを示した。
◎6万3548人─1月31日現在、北京五輪の隔離環境「クローズド・ループ」内で行われた新型コロナ検査の数。このうち3103件は選手に行われた。
◎1140人─北京の競技会場に常駐する医療関係者の数。救急車74台も配置される。
◎8億8000万ドル─北京五輪の大会運営費に対するIOCからの拠出金。
◎時速350キロ─北京と張家口、延慶の山岳競技会場間を結ぶ新たな無人運転列車の最高速度。全長174キロ。