[オスロ 1日 ロイター] - ノルウェーのストーレ首相は1日、新型コロナウイルスのロックダウン(都市封鎖)について、同日付で残る規制の大半を撤廃すると表明した。感染増加で医療体制が逼迫する公算が小さいためとした。
同国は12月、オミクロン株の急拡大を受けて部分封鎖に踏み切っていた。
ストーレ首相は記者会見で、レストランの酒類提供が午後11時を過ぎても可能となるほか、在宅勤務義務も撤廃。一般家庭での集会を10人までとする制限も撤廃すると述べた。
「さらに多くの感染者が出ているとしても、入院者はより少なくなっている。われわれはワクチンにより保護されており、それは感染者が急増していても多くの規制を解除できることを意味する」と語った。
ここ数週間、近隣のデンマークや英国、アイルランド、オランダなど他の欧州諸国も類似の決定を下し、相次いで規制を緩和または解除している。