[ベルリン 2日 ロイター] - 独IFO経済研究所は、注文を受けた全ての商品を納入できなかったと1月に回答した小売業店舗の割合が57.1%となり、12月の81.6%から低下したと発表した。国内の小売業者を悩ませている供給ボトルネックは大幅に改善しているようだ。
ただ、建築資材店では全ての納入を完了できなかった店舗の割合は94%となったほか、自動車販売店では84%のショールームが同様の報告をしており、問題は依然として深刻だ。
IFOの責任者、クラウス・ボールラーベ氏は「クリスマスのラッシュの後は、圧力が若干軽減されている。しかし、多くの小売業者は依然として全ての顧客ニーズを満たすことができていない」と述べた。