[パリ 3日 ロイター] - IHSマークイットが3日発表した1月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は速報値と同じく53.1で、昨年12月の57.0から低下した。新型コロナウイルス感染拡大が事業に影響した。
製造業とサービスを合わせた総合PMIも速報値から変更なく52.7で昨年12月の55.8から低下した。
IHSマークイットのシニアエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「オミクロン株の急拡大が顧客需要やサービス業の活動の重しになった」と指摘。感染拡大で人手不足になるケースもあったという。活動の伸びは9カ月ぶりの低水準で、昨年4月の回復局面入り以降で2番目の低水準だった。