[8日 ロイター] - 米ニューヨーク州のキャシーホークル知事は、9日に大半の屋内の公共の場におけるマスク着用義務を撤廃する方針だと、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
同紙は計画について説明を受けた3人の発言として、知事はマスク着用義務を延長するより、予定通りの期限で終了する方針と伝えた。ただ、2週間後が期限となる公立校のマスク着用規則については、終了するか延長するか不明としている。
ホークル知事は昨年12月31日、感染力の強い新型コロナウイルスのオミクロン株による感染増加で医療逼迫の恐れが出たことから暫定的にマスク着用義務の措置を発動した。
今回の動きは感染増加が収まりつつある中、同じ民主党員が知事を務めるニュージャージー、カリフォルニア、コネティカット、デラウェア、オレゴンの各州が7日、数週間以内に学校など公共の場でのマスク着用義務を撤廃すると相次ぎ発表したのに歩調を合わせる形となっている。