[ロンドン 13日 ロイター] - 英政府の報道官は13日、ロシアによる侵攻の脅威が高まるウクライナへの軍事・経済支援パッケージに取り組んでいると表明した。
「ウクライナ国境の危機は重大な局面を迎えている。われわれが得ている全ての情報は、ロシアがいつウクライナへの侵攻を計画してもおかしくないことを示唆している」と述べた。
ジョンソン英首相はロシア対応を巡り、週内に欧州を訪問する予定。訪問先の詳細は明らかにされていないものの、首相は北欧やバルト諸国との関わりを深めたい考えだ。
同報道官によると、ジョンソン氏は数日中に発表されるウクライナへの支援パッケージについて同盟国と協力しているという。
英国はウクライナに対戦車兵器と訓練要員を提供してきたが、週末にはそれらの部隊は撤退を命じられた。
報道官は「今はまだ緊張緩和と外交の機会があり、首相はロシアを瀬戸際から退かせるため、同盟国とたゆまぬ努力を続ける」とした。