[13日 ロイター] - オーストラリアは13日、ロシア国境の情勢が急速に悪化しているためウクライナ首都キエフの大使館職員に退避を指示したことを明らかにした。モリソン首相は中国に対して危機への沈黙を続けないよう求めた。
ペイン外相は声明で、大使館職員はポーランド国境から約70キロにある西部のリビウの暫定事務所へ移動していると説明した。オーストラリア国民に引き続き直ちに出国するよう勧告した。
モリソン首相は、状況は「極めて危険な段階」と指摘。また中国政府はオーストラリアを批判する一方で、ウクライナ国境でのロシア軍増派に対しては沈黙を続けていると述べた。