[フランクフルト 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が昨年、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降に買い入れた債券について、損失発生に備えて上限いっぱい引当金を積んだことが、17日に公表した年次報告で明らかになった。
保有債券は総額4454億ユーロ。損失引当金を6億1000万ユーロ積み増し、規定の上限の82億ユーロとした。
ECBは「想定リスクの上昇は2020年以降のトレンドとして続いており、ECBの金融政策ポートフォリオの拡大を反映している」と述べた。
[フランクフルト 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が昨年、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降に買い入れた債券について、損失発生に備えて上限いっぱい引当金を積んだことが、17日に公表した年次報告で明らかになった。
保有債券は総額4454億ユーロ。損失引当金を6億1000万ユーロ積み増し、規定の上限の82億ユーロとした。
ECBは「想定リスクの上昇は2020年以降のトレンドとして続いており、ECBの金融政策ポートフォリオの拡大を反映している」と述べた。