[18日 ロイター] - バイデン米大統領は18日、新型コロナウイルスのパンデミック(感染の世界的大流行)に伴い2020年3月に発令された非常事態宣言について今年3月1日の期限後も延長すると発表した。コロナ禍で公衆衛生にリスクが生じているためとした。
大統領は、米国人の新型コロナによる死者は90万人を超えており、連邦政府としてパンデミックに「全力で」取り組む必要があると述べた。
トランプ前大統領は約2年前、国家非常事態を宣言して500億ドルの政府支援を拠出した。
バイデン大統領は、18日に上下両院の議長に送付した書簡で、「この非常事態宣言を継続する必要がある」と述べた。
ホワイトハウスが書簡を公表した。