[19日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は今年秋の新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を承認するかどうかについて検討している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が19日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。
FDAは米ファイザー・独ビオンテック と米モデルナがそれぞれ開発したメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの2回目の追加接種(ブースター接種)の必要性についてデータを分析している。
4回目接種計画はまだ初期段階で、接種対象や、オミクロン株を対象に行うのか、あるいはワクチンを別に処方するのかなどの決定に左右されるという。報道は、新たな変異株が出現する場合は、その前に追加接種を利用できることが必要だろうと付け加えた。
FDAは先月、オミクロン株への防御を強化するために両ワクチンの追加接種までの間隔を短縮した。
取材に対し、FDAのコメントは得られていない。