[23日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは23日、カリフォルニア州サンフランシスコベイエリアの従業員に対し、可能なら出社を認めると発表した。国内の新型コロナウイルスの新規感染が減少していることを受けた。
広報担当者は「安全に実現できる場所については、出社の機会を生かしたい従業員にその選択肢を認める。一方、出社の準備ができていない従業員には在宅勤務を認める」と文書で説明した。
職場入館にはワクチン接種完了または承認された対策が必要なほか、サンタクララ郡のオフィスではマスク着用が義務付けられるという。一方、米国で1月に暫定的に導入した毎週の検査方針は撤廃する。
オフィスでは、フィットネスやマッサージ、カフェなどの福利厚生を充実させる。
同社はオフィス勤務が引き続き自主的なものとした上で、ベイエリアでは先週に従業員の約30%が出社したと説明した。