[チューリヒ 28日 ロイター] - スイス経済省経済事務局(SECO)が28日発表した2021年第4・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.3%増で、リフィニティブがまとめた市場予想の0.4%増を下回った。
年末にかけて新型コロナウイルスの感染が拡大した。
第3・四半期改定値の1.9%増(速報値の1.7%増から上方修正)から鈍化した。
21年通年の実質GDP伸び率は3.7%。市場予想の4.1%を下回った。
SECOは「予想通り、より緩やかなペースで景気の回復が続いた。国内経済は新型コロナの再流行と追加の制限措置に阻まれた」とし「製造業は化学・医薬品セクターを中心に伸びが高水準だった」と述べた。