[トロント 1日 ロイター] - IHSマークイットが1日公表した2月のカナダ製造業購買担当者景気指数(PMI)は、季節調整済みで56.6となった。前月の56.2から上昇し、昨年11月以来3カ月ぶりの高い伸びとなった。
新型コロナウイルス感染抑制のための規制緩和が生産増を後押ししたほか、一段の緩和で需要が伸びた。同指数は50を上回ると拡大を意味する。
IHSマークイットのエコノミスト、シェリーヤ・パテル氏は文書で、「雇用の急増と好ましい内需環境に加え、生産拡大の加速が成長を支えた」と指摘した。
生産指数は前月の51.5から53.2に上昇、雇用指数は53.2から54.6に上昇した。