[ワシントン 2日 ロイター] - 米保健当局は2日、新型コロナウイルス対策のロードマップをまとめ、議会に予算措置を要請した。新たな変異種の出現に備え、予防・防御・治療の手段を確保することにより学校や企業活動など日常生活に支障が出ないようにする。
ホワイトハウスは「この計画は、将来の新型コロナウイルスとの戦いにおけるロードマップとなる」と表明した。
計画では、ワクチンやブースター接種、治療法、検査薬、マスクなどの備えが必要とし、そうすることで深刻な結果をもたらすリスクを劇的に減少させるとした。また、新たな変異種の出現にも迅速に対応できるよう準備をしておくべきとした。
ただ、具体的な金額は明記されていない。関係筋によると、バイデン政権は議会に対し追加で300億ドルの支出を要請する方針だった。