[3日 ロイター] - フランス政府が新型コロナウイルスに関する規制を緩和したことを受け、男子テニスのノバク・ジョコビッチ(34、セルビア)が四大大会の全仏オープンに出場できる可能性が出てきた。
カステックス仏首相が14日からワクチンパスポートの提示義務を撤廃すると発表。全仏オープンは5月22日に開幕する。
ジョコビッチは、1月の全豪オープンでは開幕直前にワクチン未接種が原因でオーストラリアから強制国外退去となり、同大会に出場できなかった。
その後、ジョコビッチはワクチン接種を強いられるなら今後の四大大会に出場できなくても構わないとの姿勢を示し、先月には英BBCの取材で「これが私の支払う代償」と語っていた。
しかし、フランスが規制を緩和したことで、ジョコビッチはディフェンディングチャンピオンとして全仏に出場し、ラファエル・ナダル(スペイン)が今年の全豪オープンで到達した四大大会最多21勝を狙える可能性が浮上した。