[29日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は29日、3月26日までの1週間に米国で確認された新型コロナウイルス感染患者のうち、オミクロン変異株の亜種「BA.2」への感染は54.9%と、前週の39%から増加したと明らかにした。
感染力が強いBA.2の拡散でアジアや欧州の一部で感染が再拡大しており、このところ減少傾向にある米国でも再び感染が拡大する恐れがあるとの懸念が出ている。
ただエバーコアISIのアナリスト、マイケル・ニューシェル氏は「感染者数は短期的にやや増加する可能性があるが、欧州で見られているような急激な増加はない」との見方を示した。