[北京 22日 ロイター] - 中国上海市の当局者は22日、3月の市の工業生産が前年比7.5%減少したと発表した。減少は2020年3月以来2年ぶり。
上海では3月、新型コロナウイルス感染急拡大を受けて導入された厳格なロックダウン(都市封鎖)により、一部の工場の生産が停止した。
当局者は会見で「最近の感染拡大が市の産業活動に大きな影響を与えた」と指摘した。第1・四半期の工業生産の伸び率は前年同期比4.8%に鈍化したという。
今回発表されたデータには零細工場は含まれない。
21年第4・四半期のデータは公表されていない。