[東京 24日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員会の王一鳴委員は24日、中国は新型コロナウイルス流行の影響を和らげ、経済成長率を再び5%超の水準に戻すよう措置を講じるべきとの認識を示した。
経済フォーラムで、5.5%前後の成長率目標の達成に向けた土台づくりには、マクロ経済政策の効果的運営が極めて重要と述べた。
中国の第1・四半期国内総生産(GDP)伸び率は、前年同期比4.8%。
王委員は、中国政府が「積極的かつ効果的」に内需を拡大し、工業部門の供給網を安定させ、市場の期待を管理するべきと主張した。