[28日 ロイター] - 原油先物はアジア時間の取引で小幅に下落。中国の新型コロナウイルス感染拡大が相場の重しとなっている。
0006GMT(日本時間午前9時06分)現在、北海ブレント先物は0.37ドル(0.4%)安の1バレル=104.95ドル。米WTI先物は0.27ドル(0.3%)安の101.75ドル。
中国の首都北京の当局はコロナ感染を抑え込み、市内全域の封鎖を回避するための取り組みを続けている。
電子商取引大手アリババが本拠を置く杭州市は、28日から市民の大規模検査を実施すると国営メディアが27日に伝えた。
一方、ロシアのウクライナ侵攻や西側諸国の対ロシア制裁を受け、世界的にエネルギー供給が逼迫するとの懸念が原油相場を下支えしている。