[ワシントン 28日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は28日、ゲオルギエワ専務理事(68)が新型コロナ検査で陽性判定を受けたと発表した。ライスIMF報道官によると、ゲオルギエワ氏には軽い症状があり、自宅で自主隔離しながらリモートで職務をこなしているという。
ゲオルギエワ専務理事は先週、ワシントンで開かれたIMF・世界銀行の年次会合で世界の財務相や中銀総裁らと「マラソン会談」を行い、カナダのフリーランド財務相やラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁らを含む各国の金融当局者と密接な接触があった。
ゲオルギエワ氏は新型コロナワクチン2回の接種および追加接種(ブースター接種)を済ませていた。