[上海 29日 ロイター] - 中国上海市政府は29日、新型コロナウイルス感染対策の規制に基づき外出が認められた住民が1200万人超、人口の半数近くになったと説明した。
上海市は、感染急拡大を受け今月初めに市内全域でロックダウン(都市封鎖)を実施したが、感染が2週間報告されない地区の規制を緩和している。
28日時点で、封鎖措置が取られる高リスク地域の住民は527万人。前回リスク判定した4月20日から660万人減少した。中リスク地域の住民は593万人。外出が可能な低リスク地域の住民は1238万人。
28日に報告された無症状の感染者は9545人、症状のある感染者は5487人、死者は52人でいずれも前日から増加した。前日は無症状感染者が9330人、症状のある感染者が1292人、死者は47人。