[4日 ロイター] - 中国の首都北京市は、5月4日までの5日間の労働節休暇以降も新型コロナウイルス関連規制を継続し、娯楽施設やジムの閉鎖などを続ける方針だと国営テレビが4日伝えた。市中でひそかに感染が広がっていることがスクリーニング検査で判明したためという。
当局は引き続き、公共の場での人の流れを50%に抑える方針で、レストランは店内でのサービス停止を続ける。
このほか、学校や一部のビジネス、住居ビルの閉鎖も継続する。期間については明らかになっていない。
市民は可能であれば5日から在宅勤務をするよう奨励された。
一方、市当局は海外からの渡航者に義務付けている市内到着後の隔離施設での滞在期間を現在の14日から10日に短縮するという。その後の自宅での隔離期間は引き続き7日となる。
濃厚接触者の施設での隔離期間も10日に短縮する。