[ワシントン 5日 ロイター] - 米航空大手や旅行業界団体などは5日、新型コロナウイルスワクチンを接種済みの空路入国者を対象に、出発前の検査義務を廃止するようホワイトハウスに要請した。
アメリカン航空やカーニバル、マリオット・インターナショナル、米商工会議所、米旅行協会などが書簡を送った。
書簡では、海外旅行支出は2019年比で78%落ち込んでいるとし、検査義務を維持した場合の関連経済コストは多額に上ると訴えた。
また、英国、ドイツ、カナダなど感染状況やワクチン接種率、入院率が似ている国は、既にワクチン接種済み入国者の出発前検査を撤廃していると指摘した。