[リヤド 9日 ロイター] - 国際航空運送協会(IATA)のウォルシュ事務局長は9日、旅客輸送の回復が加速しており、2023年には新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準に戻る可能性があるとの見方を示した。
ウォルシュ氏はロイターに対し、ロシアがウクライナに侵攻したほか、主要航空機市場の中国で新型コロナ関連の規制が続いているが、全体的な旅客輸送は予想を上回るペースで回復していると指摘した。
また、リヤドで開催された会合では「非常に力強い予約が見られる」と説明。「あらゆる航空会社の最高経営責任者(CEO)が、年末の旅行需要だけでなく、年間を通して需要があると引き続きみている」と語った。