[ベルリン 31日 ロイター] - ドイツ連邦雇用庁が31日発表した5月の失業者数(季節調整後)は前月比4000人減の228万5000人だった。
ウクライナ戦争や供給制約にもかかわらず、新型コロナウイルス感染防止対策の解除で流通業とサービス業が恩恵を受けた。
ロイターがまとめた市場予想の平均は1万5000人減だった。
失業率(季節調整後)は5.0%で変わらず。
連邦雇用庁のシーレ長官は「雇用は引き続き拡大しており、求人も引き続き非常に高水準だ」と表明。5月の求人数は86万5000件と、季節調整前で前年比21万1000件増加した。
時短労働の利用や、時短労働の影響を受けている従業員数も最近減っているという。