[北京 4日 ロイター] - 香港の新衛生局長官に就任した盧寵茂氏は4日、中国のバレンタインデーに相当する「七夕」の祭日である8月4日までに、深センとの往来が緩和されることに期待感を表明した。
衛生局のウェブサイトにブログを投稿し、香港と中国本土に離ればなれになった親族が七夕に合わせて再会できることを望むと述べた。
同氏の投稿は中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボー)」上で議論を巻き起こしている。一部ユーザーは、渡航者による新型コロナウイルスの持ち込みおよび中国本土でのロックダウン(都市封鎖)を恐れ、往来の再開に反対を表明。また別のユーザーは、同氏のブログ投稿が近日中の往来再開を示すものと期待する一方で、8月4日という期限が実現可能かについては懐疑的な見方を示している。